第133回売上創造塾セミナー風景第132回 売上創造塾「過去商品を蘇らせる7つのポイント」

【主な内容】
・売れ行きを左右する要因
・7つのポイントとは
・リクエストコーナー(時間があれば)

【講師】経営コンサルタント カカトコリ

【開催日】2019.05.11(土)

売上創造塾 第132回 過去商品を蘇らせる7つのポイント
カカトコリ
吉備路コンサルタントオフィス合同会社
2019-05-31


商品には寿命がある?

「社長、この商品もそろそろ寿命ですかね」
会議の場で営業部のみんなが否定的な意見を言った。
でも、その商品を売って見せた時・・・・・
どんな商品にも、人間の成長と同じように寿命があります。
市場に認知されるまでの生まれたばかりのよちよち歩きの時。
元気に走り始める成長期。
周囲からも一目置かれるようになる成熟期。
次世代にバトンを渡す準備をする衰退期。
商品やサービスの集合体である会社やお店にも同じように寿命があります。
どうすれば、寿命をのばすことができるのか、頭の痛いところですよね。

知らないとチャンスを逃してしまう

冒頭の会話は実際に弊社で起こったことです。
商品自体は、今ではホームセンターなどで29,800円の価格で売っているもの。
弊社が扱っていた頃は、プロ仕様の本格的なものしかなく、価格も14万円くらいしていました。
営業部からは「値引きしましょう」と言う提案もありました。
しかし、ちょっと発想を変えるだけで、値引きすることなく何台も売って見せました。
しかも、会ったこともない人たちに。
どうすれば、そんなことが出来るのでしょうか。

営業マンは本当のことは言わない

私自身、営業の経験があるから解ります。
営業マンは無意識にうそをついてしまいます。
理由は簡単。
しんどいことはしたくないから。
専門家の分析によると、脳みそに汗をかくこと、つまり、頭脳労働は慣れ親しんだ、従来通りの営業方法の5倍も疲れるそうです。
知恵を出すのはたしかにしんどいです。
そもそも、もとになるインプットが無いとアウトプットはできません。
勉強するのも大変です。
本を読み始めても2ページも進まないうちに眠くなります。
セミナーに参加しても、抽象的な話ばかりだと、あくびの連発でなんにも覚えてないなんて体験がありませんか。
なので、中途半端な知識で「商品の寿命だ」なんて、なんとか上司を納得させようとするのです。

ただし商品寿命の見極め方とは

ひとつ紹介すると、異業種の参入です。
たとえば、古くはボーリングのドラマがありブームになった時にはボーリング場が乱立しました。
携帯電話の成長期には雨後の筍のように携帯ショップがありました。
最近だと、太陽光発電に、省スペースの駐車場や社会問題になりつつあるコンビニ。

どうすれば寿命を延ばすことが出来るのでしょうか

気になっている女性起業家がいます。
起業したばかりで、より多くのお客様に来店してほしいと思っている気持ちはすっごく解ります。
ただ、飲食店にたとえると、メニューが豊富すぎて看板メニューの無い状態。
人間の脳みそはそんなに多くのメニューがあると選ぶのが面倒だと感じてしまいます。
「〇〇の事なら◇◇さん」とか
「◇◇と言えば○○さんのところ」としか記憶されません。
つまり、飲食店で言えば、看板メニューが必要になるのです。
ちなみに、集客と言えばカカトコリさんですよ。

100人に1人

カカトコリさんは「〇〇の事なら◇◇さん」と見込み客に覚えてもらう活動の事をブランディングと呼んでいます。
経営戦略の中の重要な部分です。
この「戦略」という言葉を正しく理解し、使いこなせる経営者は100人中1人くらいしかいません。
その理由は、正しく学んでいないから。
嘘のような本当の事です。
戦略が間違っていると、いくら頑張っても売り上げは増えないし、もちろん、商品の寿命も延びませんし、さらに最悪なのは正しい撤退時期すら見極めることが出来ません。
挙句の果てに、「頑張りが足らないからだ」と社員のせいにしたり、自分自身をせめて、メンタルを病んでしまったりするのです。

7つのポイントと事例

今回のセミナーでは「過去商品を蘇らせる7つのポイント」と題して、今は売れているけど、いずれ来る商品寿命の時期の見極め方や、延命の方法を7つの事例に絡めてお伝えします。
たとえば、その業界では「ダブルジャケット」と呼ばれているリバイバルヒットの仕掛け方なども。

売上創造塾 第132回 過去商品を蘇らせる7つのポイント
カカトコリ
吉備路コンサルタントオフィス合同会社
2019-05-31