第130回売上創造塾セミナー風景
第130回 売上創造塾「中小企業のための多角化戦略」

【主な内容】
・ビジネスの寿命の見極め方
・基本はモグラたたき
・阪急小林モデルとは?
・『リクエスト・質問コーナー』 

【講師】経営コンサルタント カカトコリ

【開催日】2019.03.02(土)

売上創造塾 第130回 中小企業のための多角化戦略
カカトコリ
吉備路コンサルタントオフィス合同会社
2019-03-31


6つも仕事をしているんですか!

こんにちは
一番多い時には6つの仕事をしていたカカトコリです。
名刺交換した時に、「全部で6つの仕事をしています」というと多くの方にビックリされていました。
どういう意味でビックリされていたんでしょうね?
カカトコリさんも、多角化経営というと、カッコいいと思っていました。
実際にやってみると、本当はすっごく大変で、今は2つだけに絞り込みました。
そもそも、俗に言う本業の売上が下り坂になる予感がしたので、ほかの分野に進出したのです。
異業種に参入しても当然のことですが、同業他社もいれば、お客様にはごひいきの購入先があります。
売上が落ちて苦しい時に初期投資が必要になるので、本当に大変です。
勝負は時の運と言いますが、どこで間違えたのでしょう?
多くの失敗から学んだ、気づきをシェアするために今回のセミナーを企画しました。

参入障壁はあるのか?

具体的な失敗は本当に多くあります。
その中から、ひとつ紹介しましょう。
たった2カ月で全国展開に成功したビジネスがあります。
当時はまだまだインターネットが普及していなかったので、使ったのはファクスDM。
目の付け所がシャープだったのか、わずか2カ月で北海道から沖縄まで法人客の販路拡大に成功しました。
ところが、どのお仕事でもそうでしょうが、儲かるビジネスのネタを同業者も必死で探しています。
特許でもあれば真似されないでしょうが、資本のある大企業に目を付けられてしまいました。
商品による差別化も難しい。販売方法もありきたり。
あっという間に、真似され、その業界のトップの座を下ろされることになりました。

本業は何か?

「大切なことは目に見えないよ」
という言葉が、『星の王子さま』の中にあります。
本業を目に見えるものにとらわれていると、大切なものが見えなくなってしまいます。
目に見えるもので言えば、弊社の本業は専門工事業向けのダイヤモンド工具の販売業です。
お客様と接するときに、いつも考えていることがあります。
「頑張っている中小企業の経営者さんが正しく報われるように貢献したい」と。
そこから発展し、扱い工具のリサイクルビジネスを始めました。
さらに、ニュースレターを使って、いかに利益を増やすかを発信するようになりました。
コストダウンの方法や、販路開拓や新規開拓のノウハウ、与信管理、ステップ営業、多角化経営などなど。

頑張る中小企業の経営者の応援団

いつのまにか、社内で本業の定義の見直しが始まりました。
「そのノウハウはきっと他の業界の経営者さんも知りたいはず」
営業コンサルタントとして、大学でも教鞭をとっている友達から要請され、講師デビューしました。
しかも、横浜で。
もう、20年以上も前の話しです。
セミナー受講者の中から起業する女性が出てきてしまいました。
正直、怖かった。
人前で話しをすることの責任の重大さを教えられました。
慌てて、経営の勉強を始めたのもそのころです。
そんな付け刃で始まった経営コンサルタントの仕事。
おかげさまで、クライアントさんの中からはこんな方も出ています。
450万部以上の売上を誇るベストセラー作家
総理大臣表彰を受けるような女性経営者
リピート率2倍で利益7倍にした飲食店経営者
わずか2年で売り上げ8倍になった製造業
大手コンサル会社を退職し、海外でも活躍中の専門コンサルタント

最初はみんな同じ

みんな悩んでいました。
退職すべきかどうか。
次のビジネスを立ち上げるべきかどうか。
理屈ではうまくいく方法が理解できてもそれだけではうまくいかないし、続きません。
なぜなら、気持ちが付いてこないから。
どうすれば、裏付けとなる理論が理解できて、納得の状態になれるのでしょうか?
今回のセミナーは『中小企業のための多角化戦略』と題し、失敗しないビジネスの立ち上げ方を紹介します。

おもなセミナーの内容

どんなビジネスにも寿命がある
基本はモグラたたき
阪急小林モデルとは?

こんな方にお薦めします

  • 第二創業に興味のある中小企業経営者
  • 事業承継予定の方
  • 起業予定でお勤めの方
  • 特に、第二創業や事業承継に悩んでいる方

今回のセミナーで学べること