第127回売上創造塾セミナー風景第127回 売上創造塾「儲かるビジネス公式の創り方」

【主な内容】
・経費は掛け算・売り上げは足し算
・売上=客数×客単×リピート率
・『リクエスト・質問コーナー』

【講師】経営コンサルタント カカトコリ

【開催日】2018.12.01(土)
売上創造塾 第126回 小さな会社の増客のヒント12ヶ条
カカトコリ
吉備路コンサルタントオフィス合同会社
2018-11-30


【山本営業本部長の悩みをヒントに今回のセミナーを企画しました。】

山本さんは、あるクライアントさんの営業担当の生え抜きの取締役。
「売れる仕組みを導入するぞ」の社長の鶴の一声で、プロジェクトのメンバーになりました。
売れる仕組みとは、集客、告知、販売、リピーター客、ファン客の一連の流れをシステム化し、営業マンに依存しない販売方法のこと。
営業畑一筋に30年以上頑張ってきた山本さんにしてみれば、「営業マンに依存しない」という一言が気になって仕方ない。
自分の立場も心配だけど、信じてついてきてくれる24人の部下の処遇も気になる。
「売れる仕組みを構築することで、営業マンは売上ノルマから解放され、目先の売上じゃなく、見込み客のマスクドニーズをフィードバックすることが主な仕事になります。目先の売上じゃなく、将来の売上を左右する本来の営業マンの仕事に専念できるようになり、会社の業績も伸びるし、なによりもノルマから解放され、ストレスのない営業活動ができるようになります。これからの求人難の時代には売れる仕組みの構築は避けて通れません」

【具体的な行動に悩みました】

集客⇒告知⇒販売⇒リピート客⇒ファン客
概略は理解できたものの、具体的な行動計画を作ることが出来ません。
山本さんの悩みは膨らむばかり。
「山本さん、中学校は卒業していますよね?」
「何を言ってるんですか、大学の経済学部を出ている人間に」
「経済学部なら、微分や積分は習ったと思いますが、難しく考えすぎていませんか。  中学の数学で溶けますよ。」
「でも、数学は落ちこぼれなんです。  大学でも、数学の単位が取れなくて、留年しましたから」
「ご安心ください。  そんな山本さんにぴったりな、儲かる公式の作り方を教えますから」

【かみなりの方程式】

「山本さん、かみなりの発生原因になると思うものを考え付くだけリストしてみて下さい」
「なにを急に言われるんですか」
「頭の体操だと思って」
「雲の厚み、雲の高さ、雲の色、空気の湿度、空気の温度、気圧、風向き、風邪の強さ・・・」
「素晴らしい!  実は、集客も同じように分解することで山本さんなりの『儲かる公式』を作ることが出来るんですよ」

【2年後のある日】

山本さんがカカトコリさんの事務所にお越しになりました。
取締役の任期の終わりと、定年退職の御挨拶に。
「卒業おめでとうございます。  退職後はいかがされるんですか?」
「支えてくれた女房と一緒に彼女の好きな山登りでも楽しみます」
「ところで、売上はどうなりました?」
「おかげさまで、2年間に目標の10倍に届かなかったものの、8倍になりました。  会社に良いお土産をプレゼント出来て嬉しいです」
山本さんの目がかすかにうるんで見えて、カカトコリさんも胸が熱くなりました。

【営業マンは不人気職種】

どんな仕事でも営業マンがいないと仕事はやってきません。
特に、我々中小企業の場合は社長が営業マンを兼ねていることが多いです。
営業マンの役割を間違えていると、疲れるだけ。
もう止めませんか、疲れるだけの営業は。
あなたは営業マンというと、どんなイメージがありますか?
どんなお客様でも無理難題を飲んで、なんとか売り上げを作ってくる人。
売上のためなら、お酒やゴルフの付き合いもして、休日もほとんど仕事をしている。
靴のかかとがすり減っていつもくたくたに疲れている人 などなど
一般的に営業マンのイメージはドラマや映画の影響で間違って伝わっています。
ハローワークや求人誌の担当者にヒアリングしても、営業マンは不人気職種にいつもランキングされています。
本物の営業マンはお客様の困りごとを解決し、夢をかなえるお手伝いをする、スーパーヒーローなのに。

今回のセミナーで学べること

  • 1.売れる仕組みの具体的な導入方法
  • 2.ストレスを感じない売り込み方
  • 3.より収益性の上がる販売方法

特に、不人気職種と言われている営業マンの確保に悩んでいる中小企業経営者の問題の解決のヒント。

売上創造塾 第126回 小さな会社の増客のヒント12ヶ条
カカトコリ
吉備路コンサルタントオフィス合同会社
2018-11-30