【主な内容】
・ビジネスの入り口は集客
【講師】経営コンサルタント カカトコリ
【開催日】2018.11.10(土)
なぜ、ビジネスの入り口が集客なのか?
「売れる仕組み」を考えるとき、出口はファン客の創出です。
しかし、その前に、リピートしてもらったり、商品やサービスを購入してもらったりすることが必要。
また、ファン客からの貴重なフィードバックを次の商品開発に活かさなければ、ビジネスが成長発展することはあり得ません。
さらに、どんなビジネスでも、お客様には寿命があります。
ここで言う寿命とは買わなくなる時が来るということです。
あるコンサル会社の調査によると、どんなお仕事でも平均すると、一年間に約2割のお客様が寿命を迎えるという恐ろしいデーターもあります。
試しに計算してみましょう
仮に顧客リストに1000名の名前があるとします。
集客活動をしないでいると
1年後には800人、2年後には640人、3年後には・・・
下手な商売人はここで、大間違いを起こします。
「最近、売れ行きが良くないなぁ。よっしゃ3割り引きじゃ」
売上=客数×価格
ということは、3年後の売り上げはどうなりますか?
なんと、1000名の時の売り上げの約35.8%にまで落ち込んでしまうのです。
35%の落ち込みではなく、35%になってしまうのです。
対策としては、単純に150%の値上げですが、現実的じゃありませんよね。
なので、どんなお仕事でも、集客は永遠の課題になるのです。
資本力がある会社なら
エリア拡大のために、支店や営業所を増やします。
元々、経営資源に乏しい我々中小企業にはそんな拡大戦略は無理です。
が、拠点客をつくることは可能です。
「拠点客」とは聞きなれない言葉が出てきましたよね。
拠点客とは、次の集客に協力してくださるお客様のことです。
次のお客様を紹介してくださったり、エリア戦略を考えるときに文字通り拠点になったりして下さるお客様のこと。
どうすれば、「拠点客」が増えると思います?
裏口はありますか?
ある商店街にある日本茶のお店。
昔からの伝統にある商店街で、人通りは激減しているにも関わらず、家賃の高騰に弱っていたそうです。
そこで、提案したのは「裏口販売」
言葉はドキッとしますよね(笑
種明かしをすると、既存客をフォローすることで通販に誘導しました。
今では、表の売上よりも、裏の売り上げの方が3倍もあるそうです。
さらに商品特性を活かして、異業種とのコラボも仕掛けているそうで、将来が楽しみです。
広告のパフォーマンスをチェックしていますか?
広告予算は決まっているのに、パフォーマンスをチェックしていない経営者さんがいらっしゃいます。
「売り上げが上がらないのは認知度が足らないから。もっともっと広告を出しましょう」という広告代理店の言葉に惑わされていませんか?
良い広告とは売り上げが増える広告です。そのためには広告のパフォーマンスの正しいチェック方法を身につけましょう。
全部で12のチェック項目があります
ここまで紹介したチェック項目はほんの一部です。
もちろん、すべてを同時にチェックするのは大変です。
しかし、できることから始めたらどうなるでしょう?
集客⇒告知⇒販売⇒リピート⇒ファン創り
一連の流れを仕組み化できたら
導入事例の一部を紹介しましょう
- 半年待ちの名刺屋さん
- 思わずリピートされるウエディングドレス
- リピート率2倍利益5倍になった飲食店
- 2年間で売り上げ8倍になった製造業
- 前年比売上342%営業利益348%になった修理業 などなど
うちはリピート商材だから
定期的に注文が入ったり、売上がたったりリピート商材は一度ルートができてしまうと確かにおいしいビジネスです。
では、質問です。
引越し、結婚や出産、進学や就職などなど、誰の人生にも大きな転換期があります。
そんな時でもリピートし続けてくれていますか?
法人客の場合でも、世代交代による方針の転換、倒産や廃業、経営者の高齢化などなど、リピート商材だからと油断していると大変なことになります。
同業他社がより良い商品開発に成功したり、サービスの提供を始めたりしても大丈夫ですか?
今回のセミナーでは
「小さな会社の増客のヒント12か条」と称して、中小零細企業向けの今すぐにでも始められる増客や集客方法を紹介します。
自社のリアルビジネスで実際にうまく言った方法や、クライアントさんの実績も紹介します。