SOZOJUKU55第55回 【売上創造塾】
「できるヤツの名刺はここが違う(裏バージョン)」

日時:平成23年10月6日(土)

会場:岡山国際交流センター

講師:売れるしくみ構築士@カカトコリ

名刺交換をすることが多い方へ

「この名刺交換をきっかけに、良いことが起こったらいいなぁ」
と思ったことがあるはずです。

でも、なかなか思うような成果が得られず、悶々としたことも一度や二度ではないでしょう。

もう、そういうことは終わりにしましょう。


売り込むほど売れなくなるのはなぜ?

なぜなら、嫌いなヤツからは買いたくないから。

恥ずかしい話しですが、そのことに気づくのに15年以上かかってしまいました。

元々、私が扱っていた商材は、ある消耗工具です。

シャンプーやお化粧のような消耗品ですから、一度、取引が始まってしまえば、何度でも何度でも繰り返し買って下さるという、実に美味しいビジネスをしていました。

ところが、美味しい話しは、そんなに長く続くものではありません。

国内の工場や加工がどんどん、海外に移転してしまったのです。

「こりゃ大変じゃ」

売上の落ち込みをカバーするために、新規格拓の日々。

同業者との違いや、商品の優位性をいくら説明しても、なかなか売り上げに結びつきません。

それどころか、せっかく通い始めた新規見込み客の数件からは出入り禁止にまでなってしまいました。

当時は目先のことに必死で、まったく理由がわかりません。

お客さまのことを思って、お客さまの為にと思って、ライバル会社より有利だと思える提案をすればするほど、お客さまの視線が冷たくなっていくのです。

挙句には「しつこいなぁ~、もう来ないでくれる」と追い返されてしまったのです。

今となっては理由がまったく解りませんでした。

その理由とは

売り込むからです


気づいたきっかけは

「本業がだめなんじゃ、ほかのビジネスを立ち上げるしかないな」

幸いなことに、それまでのビジネスで、たった二ヶ月で全国展開したノウハウを構築していました。

そのノウハウを友達に営業コンサルタントさんなんかに無償で提供していましたので「転職するなら経営コンサルタントの道もあるな」とおぼろに感じていたものです。

ところが、こちらのビジネスでも必死になって名刺配りをし、営業をすればするほど「痛いヤツ」という視線がビンビン飛んできます。

異業種交流会やセミナーの懇親会などに潜り込んでは営業活動を繰り返す日々。

どんどん少なくなる通帳残高に比例して加速するプレッシャーと増え続ける白髪の量。

見るに見かねた友達の一言が救ってくれました。

「人脈は量じゃないよ」

ビジネスマンの誰もが売り込みをしています。

目の前の相手に売り込んだり、人脈を広げる目的で名刺を配りまくったりしていることでしょう。

そこで、質問です。

その名刺交換から仕事に結びついています?


どんな人から買いたい?

われわれは自分の仕事を離れたら、99%間違いなくお客さまになります。

あなたがお客様の立場の時は、どんな人から買いたいですか?

親切な人ですか?

対応のていねいな人ですか?

それとも、専門知識や体験の豊富な人から買いたいですか?

中には、安くしてくれる人から買うのが好きな方もいらっしゃいます。

でも、安くてアフターサービスがしっかりしている信頼できるお店は少ないし、仮にあったとしても、「経営はだいじょうぶなの?」と不安を感じるお店から買いたいですか?

あるアメリカのマーケティング会社の調査によると、購入動機の一番は、信頼でした。

安いからと言う購入動機は、予想外の7番目。

とは言うものの、初対面の人をすぐに信頼するのは考えものですよね。

信頼は一朝一夕に構築できるものではありません。

信用を積み重ねて、積み重ねて出来上がるものです。

では、信用はどうやって構築するのでしょう?


好きな人から買いたい

信用と信頼の違いはどこにあるのでしょう?

その前に、信用してもらわなければなりません。

信用を構築する入口が、好きになってもらう事です。

人は好きな人を信用し、信用した人と何度も何度も関係することで信頼を構築していくのです。

では、どんな人を好きになり、どんな人を嫌いになるのでしょう?

実は、売ろうとすればするほど、売れなくなるのは嫌いになることを自らお願いしているようなもの。

間違いありません。

私の恥ずかしい、過去が物語っています。

その反省から気づいた、自分を好きになったもらう秘技とは?


スキルですからどなたでも身につけれます。

今回のセミナーでお伝えするスキルは心理学に基づいています。

たしかに、最初は勇気を必要とするかもしれませんし、意外に簡単にできるかもしれません。

どなたでも、最初は抵抗があるかもしれませんが、何度かやっているうちに、文字通り快感を覚えるほどクセになります。

なので、初対面の人と名刺交換をする時にドキドキしていた感覚が、気が付いたらワクワクに変わってしまうかもしれません。

もし、初対面の相手と名刺交換をするのが、楽しい儀式に変わったとしたらあなたの人生にどんな大きな変化が発生することでしょう。

その時、あなたの周りの人はなんと言ってあなたを祝福しますか?

ひょっとしたら、嬉しさのあまり、周りの景色の色が違って見えるかもしれませんね。


今回のセミナーのポイント

ズバリ、名刺の裏の話しです。

名刺交換した相手が、あなたのファンになってしまう秘技を伝授します。

裏の話しですから、めったに表に出ることがありません。

このチャンスを逃さないで下さい。

私が数々の失敗を乗り越えて身に着けた最大、最強の名刺交換の時のテクニックを出し惜しみすることなく披露します。

きっとあなたも初対面の相手をどんどん、あなたのトリコにすることができるようになることでしょう。

初対面の時に交わす名刺にちょっとした細工をするだけで、あなたの名刺交換がすごくバージョンアップすることでしょう。





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【過去参加者の声】

「初参加です。
 ありがとうございました。
 時間が短くてあっという間の2時間でした。
 ぜひとも、次回も出席したくなりました。
 盛りだくさんで、正直、メモの追いつかない部分もありましたので、じっくり聞いてみたいです。」


「情報開示をしてセールストークを磨くことをしていましたが、まず信頼を得るために自分自身をしってもらうことが大事だとわかりました。
 自分を知ってもらうためのツール活用とブランディングは参考になりました。」


「レジュメ通りに無理に進めずに、濃い内容が聞けたのが良かった。
 すぐに採り入れることが多く紹介されたのが良かった。
 本音トークなので理解しやすかった。
 本気でひとつでも2つでもやってみようと思った」


「ちょっとした事で、何聞いてみよう、話してみようから、こんな事話してみたい、聞いてみたいになるのだと実感しました。
 夜のお姉さんの名刺渡し術、ヒントになりました。
 実戦致します。
 本日もありがとございました。」


「とても聞きやすい声と共に、楽しみながら受講できました。
 名刺の書き方で受け取る方の印象が全然違ってくることがよくわかりました。
 「自分が何でその仕事をしたいのか」の軸、「相手と仲良くなることの方が優先」「ブランディング」が特に印象に残りました。
 人間力も磨いて、次につなげていきます。
 ありがとうございました。」


「お客さまの目線でものごとを見ていく。
 名刺に表面と裏面も見てもらえるように工夫します。
 相手の気持ちになってサポートしていきます。
 今回も勉強になりました。
 誠にありがとうございます。
 実行のみです。」


「名刺はチラシ
 名刺に繋がりを持てる事項などがあれば、話題がつながる。
 〇〇ならXX→ブランディングの重要性。
 名前や会社名を売るのではない、繋がりを持つためのツールとしてとらえる。
 その他、参加者からの事前質問に対しての解答や用意された資料から講師のカカトコリ師匠の熱い想いを感じる。
 まさに、会費以上の価値のある数少ないセミナーだと思います。」


「今日はありがとうございました。
 初めて参加させていただきましたが、とてもわかりやすく楽しかったです。
 本当にたった1枚の名刺ですが、沢山の役割があり、大切だなと改めて感じることができました。
 これからも1枚の名刺をキッカケに親しい人間作りをしていきたいと思います。
 次回も楽しみにしています。」


「自分がいかにつまらない名刺を配っていたのかがよく分りました。
 きっと、埋もれてしまっているだろうなあと思います次回は、いまよりももっと良く名刺を作ってみようとおもいます。
 書ききれない程、たくさんの勉強になりました。
 ひとつづつ継続して実践していきたいと思います。
 ありがとうございました。
 またよろしくお願い致します。」


「今回もとてもためになるお話しをありがとうございました。
 まず、事前課題の自己紹介シートがほとんどうまく使えなかったのが全てのスタートでした。
 自己紹介はこれまでそこまで本気で取り組んでいなかった(…もっと言うと「そこまでやらずとも、まあ、 そこそこやれるだろう」と思っていた)のですが、「これはヤバい」と本気で思いました。
 とにかく「自分を強く見せる」「実績を前面に出す」ことに集中した自己紹介や名刺、プロフィール作成に 始終していたのですが、いかに自分が「とっつきにくい」人間になっていたかが気づかされました。
 自分を評価してくれるのは、地道な実績の積み重ねとお客さまの声なのですね。
 名刺についても、今日、学んだことを参考に、早速改善していきます。
 次回、セミナー参加時には新しい名刺でご挨拶させて頂きますね。
 どうかこれからもご指導ください。
 よろしくお願いします。」


【最後に一言】

「たんなる一生懸命にはなんら価値が無い。
 一生懸命が価値をもつためには
 正しい理論にもとづくことが前提条件だ」

 ~本田宗一郎~本多技研工業創業者

是非、このセミナーをきっかけに仕事に結びつく名刺交換を身に着けあなたのビジネスが、より発展することを心より願っています。