86第86回 売上創造塾
 『差をつけるアイディアの極意』
 ~埋まってる売り上げを掘り起こせ~

日時:平成27年5月16日(土)

開場:岡山国際交流センター

講師:カカトコリ

わずか80センチのリボンを1万円で売る方法があるとしたら

販売力に劣る中小企業こそアイディアで儲けるべきです。

【むかしむかしの話しです】

ある帽子店にご婦人がやってきました。

「今晩のパーティーで使う帽子を探してるんだけど、なかなか良いのがなくて」

そこで、店主はご婦人が希望するデザインをヒアリングしました。

「しばらく、そこの椅子にかけてお待ちください」

と言うと、ご婦人がかぶっていた帽子と共に、奥の部屋に行ってしまいました。

しばらくして、出てきた店主の手元にはご婦人が探している帽子がありました。

それは、来店の際にかぶっていた帽子に、リボンを追加しただけのもの。

ご婦人はお礼だけ言ってお店を出ようとしました。

店主はあわてて、呼び止め言いました。

「アイディア料として1万円いただきます」と。

もちろんご婦人は喜んで1万円を支払いました。


【付加価値で勝負】

アイディアが付加価値を生む事例です。

ライバル店に差をつける付加価値はあなたのアイディア次第。

そして、ライバルに差をつけるアイディアは商品開発だけにとどまりません。

日常業務にもライバルに差をつけるためのアイディアを導入する必要があります。

むしろ、商品開発以上に重要です。

なぜなら、商品ならライバルもすぐに真似します。

ところが、バックヤードなどの目につかないところの改善アイディアはなかなか真似できないからです。


【業務にもアイディアを】

たとえば、経理部門や総務部門などのライバルから見えにくい部門での改善アイディアは真似されません。

他にも、職種によりますが、行程部門の改善、物流部門の改善などなど

各部門の改善を積み重ねていくことは最終的には経営改善そのものになります。

ライバルに見えにくい改善を繰り返すことで、埋まっている売り上げを掘り起こすことも可能なのです。

【アイディアには公式がある】

とはいっても、アイディアを出すためにはどうしたら良いのでしょうか?

実は、アイディアは何もないところからは生まれません。

基本的には掛け算です。

ただ、どんな掛け算にすれば良いのか、基本公式を理解しておく必要があります。

たとえば、ビジネスの入り口は集客です。

集客のための基本公式が解っていなければ、異業種からアイディアをパクることができません。

逆に基本公式を理解していれば、どんどんアイディアが湧いてくるようになります。

異業種からパクるための基本公式を知りたいと思いませんか?

【実践するための5つのヒント】

さらに今回のセミナーでは学んだことを利益に変えるための5つのポイントも紹介します。

どんなに素晴らしい知識を得ても、利益に変えなければ意味がありません。

かえって、知識が足かせになっている方も多いのではないでしょうか。

知識は行動に変えることによってしか利益を生みません。

もちろん、新しいことに挑戦するのは不安なことです。

どうすれば、その不安を解消することができるのでしょうか?

ぜひ、使った時間とお金の元をとる習慣を身につけましょう。


【主なセミナーの内容】

◇ 異業種からパクる技術

◇ 学びを利益に変える方法

◇ リクエストコーナー 


売上創造塾 第86回 差をつけるアイディアの極意
カカトコリ
吉備路コンサルタントオフィス合同会社
2015-05-31




【前回セミナー参加者の声】

「エネルギー集中の法則と、5つの決断がとても良い学びになりました。
 ありがとうございました。」


「いつでも注文書を持って歩いていなかったので持ち歩くようにします。
 そのためには、相手が心を開くためにまずは自分のこころを開いていこう。
 さっ、やることを決めていこう~」
 (有名希望:山本達己さま)


「自分の中でまだ整理できてないですが、気になったこと。
 大きな決断は決めるべきことが多いだけ。
 できなかったことは分解が粗いかチェックが甘かったかどちらか。
 すごく良い話しをありがとうございました。」


「後輩がやっている行動をほめることがまず大切。
 そして意見が出るようになったら任せてみる。
 それから信頼できるようになるという順番があること。
 また1つのことを伝えるのに400回は必要と言うことがよくわかりました。
 また、自分のやる気や元気が維持していくように5つの決断のワークをやっていきます。
 楽しみです。
 今日もわかりやすい内容でした。
 ありがとうございました。」


「今回のセミナーを聞いて思ったことはアインシュタインの公式について。
 質X量の二乗のバランスは3:7がベスト
 これは陸:海と同じですね!
 やはり自分の自然の声を聞きながら優先順位を決めてしっかりとコントロールしながら行動する。
 そうするとあきらめないで続けて行けるのかな」